サスティナビリティ

LGのサスティナビリティ・マネジメント

わたしたちは、お客様に新たな価値と持続可能な幸せを提供することで、
日々の生活を豊かにすることを目指します。

LGのサスティナビリティ・マネジメント
  1. 1. AIのある生活 独自開発の人工知能技術「LG ThinQ」を通して、お客様に新しい価値を創造するためのソリューションを提供します。「AI for Better Life」をビジョンに掲げ、「Evolve(進化)」「Connect(接続)」「Open(解放)」という3つの構想で、長期的に持続可能な価値を生み出すことを目指します。
  2. 2. 健康的な生活 地球温暖化に伴う気候変動や、大気汚染などの環境問題、感染症問題に至るまで、環境や健康への関心が高まる昨今、より安全で衛生的な暮らしを実現する家電が求められています。
    社会と環境の変化を捉え、独自の研究開発から生まれた革新的な技術をもって、環境に優しい製品を提供し続けることで、お客様の健康的な暮らしを支えてまいります。
  3. 3. グリーンビジネス 世界中で再生可能エネルギーへの転換期を迎える現在、環境に配慮したビジネスモデルによって、未来の世代のための環境保護に努めてまいります。高効率な太陽電池モジュールや、ESS(Energy Storage System)などの再生可能エネルギーをはじめ、自動運転システムやEV市場において、高い技術力と品質重視の経営体制を強みに、独自の価値をお客様にご提供します。
  4. 4. 脱炭素 製造工程における温室効果ガスの排出量を、2030年までに2017年比で50%削減することを目標に掲げ、省エネ型設備およびCO2排出量削減機器の導入を進めています。
    自社の事業所には太陽光発電設備を設置し、再生可能エネルギーの使用量を増やすことで、温室効果ガスの排出量削減に努めており、京都議定書第12条に規定されているCDM(クリーン開発メカニズム)に積極的に参加し、開発途上国に資本や技術支援を行うことで、カーボンオフセットに取り組んでいます。
  5. 5. 製品責任 原材料から製造・販売・使用・廃棄(リサイクル)に至る全ての製品ライフサイクルにおいて、環境負荷の削減を目標とし、環境に配慮した3要素(リソース・エネルギー・人)に基づく製品戦略を推進します。
    この戦略のもと、「グリーンプロダクツ」の開発と「グリーンコミュニケーション」の拡大、そして「グリーンパートナーシップ」の強化を継続していきます。
  6. 6. 循環型経済 2030年までに全世界の製造拠点で廃棄物の再生利用率95%を実現するため、さまざまな取り組みを行っています。各事業所ごとにリサイクルプロセスを徹底管理しながら、再生可能な素材を積極的に採用するなどして、リサイクル可能な製品を増やし、生産時に生じる環境負荷を最低限に抑えます。
  7. 7. 持続可能なサプライチューン サプライヤーとのパートナーシップは、企業の持続的な成長に必要不可欠です。サプライヤーの監査・評価などのリスクマネジメントだけでなく、リスクを未然に防ぐことを目的とした研修やサポートプログラムを運用しています。特に製錬・精製業者においては、主原料である鉱物の調達過程や生産過程で起こり得る社会問題リスクの軽減を図っており、パートナーとの相互成長を促進しています。
  8. 8. 働きがいのある職場 従業員の働きがいと満足度向上のため、 安全な職場環境づくりと、ワークライフバランスの健全化に取り組んでいます。
    世界で活躍できる人材を育成する制度の充実や、生産時におけるリスクの認識と防止方法を学べる安全体験センターの建設、従業員とその家族向けの心理カウンセリングセンターを設置するなど、長年にわたって従業員が直面しうる、さまざまな問題に対してサポートを行っています。
  9. 9. 社会貢献 地域社会に寄り添いながら、世界100拠点以上で事業活動を継続し、幅広い分野の製品・サービスを提供しています。
    「“cooperating toward a better Life for All ”(すべての人により良い生活を提供するために協力する)」というビジョンにおいては、経済的な成果だけではなく、地域社会との相互的発展も我々の重要な役割だと考えます。
    ステークホルダーの要望に耳を傾けながら、製品や技術を通じて社会的課題の解決を目指し、さまざまな社会貢献活動によって、すべての人に愛される企業を目指します。

サステナビリティ・マネジメントの活動事例

世界で取り組んでいる活動事例をご紹介します。

  • オーディオ業界初※
    SGSのエコ製品認証を取得したサウンドバーを発売

    持続可能な未来に向けた取り組みの一環として、2021年製サウンドバーの開発・梱包・輸送において、オーディオ製品としては業界初となるSGSのエコ製品認証を取得しました。
    原材料を再生可能な素材に変更し、梱包材にも環境に優しい再生パルプを使用することで、EPSフォームやプラスチックの使用量を大幅に削減。輸送時においては、梱包材をL字型にすることで積載量を増やし、トラックの台数を減らしてCO2排出量の削減に努めています。
    ※自社調べ

  • 青少年支援プログラムの一環として
    「LG-KOICA HOPE TVETカレッジ」を設立

    青年支援プログラムの一環として、エチオピアの地方自治体や韓国国際協力団(KOICA)、および複数のNGO団体と共に、エチオピアの主都アジスアベバに「LG-KOICA HOPE TVET(技術・職業教育訓練)カレッジ」を立ち上げました。
    このプログラムは2014年から始まり、エチオピアの熱意ある若者に、電子機器や家電の修理技術、情報通信技術の専門知識を教える、職業訓練を行なっています。
    2021年度は57名の優秀な若者たちが履修を終え、一部の修了生は、インターンや正社員としてLGのドバイサービスセンターに就職しました。

  • 包括的で公平な教育提供のために
    ケニアの学校施設の環境改善を支援

    ケニア・マチャコス郡において、国際NGO「ハビタット・フォー・ヒューマニティ・ケニア」およびマチャコス郡政府と協力し、学生たちの学習環境を整える支援をしています。
    新しい図書館やトイレ棟の建設、井戸や配管の大規模改修などの支援に加え、学校の調理場設備には冷蔵庫を、制服を常に清潔に保てるように洗濯機や乾燥機などを寄贈しました。
    こうして学習環境を整えることで、生徒たちの健康状態の改善や出席率アップ、学力向上につながりました。LGは、地域社会、政府、そして同じ志を持ったパートナー団体とともに、次世代の学生たちをサポートしています。

  • 不要になった衣類に"第二の人生"を与える
    「Second Life」キャンペーン

    アメリカでは毎年、何百万kgもの衣類が廃棄処分されている中、世界的なウィルス流行によって高まった衛生面の懸念から、衣類の寄付やリサイクル利用がしづらい状況が続いています。そこでLGは「Second Life」キャンペーンとして、最大10,000ポンド(約4,530kg)を目標に、不要になった衣類を回収するロードツアーを7都市で行っています。
    LGの大型洗濯乾燥機とスチームウォッシュ&ドライ「LG styler」を完全装備した洗濯センターをロサンゼルスに設置し、衣類を洗濯・除菌・仕分けしてから、地元の慈善団体に寄付。衣類として使用できないものはすべてアップサイクルし、回収された商品の100%が"第二の人生"を歩めるようにサポートしています。
    このキャンペーンを通して、衣類廃棄に対する意識向上と、責任ある消費行動の啓蒙、そしてアップサイクルへの知識普及に努めています。